NHK 説明会 記者、D

○記者 上田真理子 (イラクへの自衛隊派遣、クローズアップ現代の「戸籍のない子供たち」などを取材)

Nスペでは被災地で家族全員を失った消防団の男性への追跡取材を。震災直後、普通なら取材を拒むような状況でも撮らせてもらう。許可をもらった。
寄り添って取材をするメディアスクラムにならないように気をつけ
・初任地旭川で、警察を担当するも、普段からなにも起こらない平和な日々。しかし、イラクへの自衛隊派遣が発表されると、突然、忙しくなる。話を役場を含め様々なところにききにいく。そこまで緊急性がなかったものの、派遣を前にして、遺書を用意したり、神妙に語る隊員と家族。
・中継で話すことも。
・幅広いフィールドがある、どういう目線で切り取るか。
・今は遊軍、小さい声を伝えていく。クロゲン戸籍のない子供たちはオンデマンドで見てみてください(少し見せる予定だったが、話しすぎて見せられなかった)と。
・場所は色々なところに行く。どこにいても、やれること、やることは同じ。

○ディレクター 訓覇 圭プロデューサー(あまちゃん担当だった)

・あまちゃんは震災の話。震災直後に、明るくできるものを作りたいと、ひらめいた。すぐに、官九郎に話を持っていく。
・方言の暖かさ明るさを書きたかった。東北出身の官九郎がかけるのは、東北の話。
・東北の被災地を歩くが、ここでコメディをやっていいのだろうか、考えた。
・東北の人の声で、悲しいものは見すぎた。➡作ろう
・明るいものを見たいが、思い出したくない人もいる。
・NHK のよさ、公共放送であること。ありとあらゆる人が見ている。
・忘れちゃいけないな、忘れたい……
色々な人がいる。そういう人たちに向けて、コンテンツを作る

・3.11のシーン
ジオラマで表現被災地の描写はジオラマで、
東北→トンネル内の北鉄だけ
地震が起こっているシーンは東京を中心に
・台詞に関して、少々不謹慎だなと思われる発言を、小泉今日子という女優の話の力頼みで、語らせることも。
・人の力で番組が作られる
→北鉄をみんなで押すシーンは、実際に現地の人に。震災の日に着ていた服を着て、汽車を押して貰う。薬師丸が歌うシーンは東京で。しかし、観客は地元から呼ぶ。その人達それぞれにしかできない、動きがある。
・様々なことを気にし過ぎると。守りに入り、表現が緩くなる。ポジティブに捉えて、表現が緩くなることを防ぐ。
・数字では出ない価値観がー